社会一般についてお話しします。
そこまで恐れる必要はない
労働一般と並んで苦手な方が多い科目ですが、労働一般より出題法令が少ないので勉強しやすいかなと思います。内容も必須科目(健康保険・国民年金・厚生年金保険)と似ているので、スッと頭に入ってきます。
例えば国民健康保険と船員保険法は健康保険法と似ていますし、社審法(社会保険審査官及び社会保険審査会法)は各科目の不服申立と共通しています。
最初のうちは知識が増えて頭がゴチャゴチャになりますが、一旦整理できてしまえばそこまで難しい科目ではありません。
年金制度・保険制度の全体像が見えてくる
各法律が何年に制定されたかを問われます。「そんなん知らんわ!」という感じですが、何年に制定・施行されたかが分かると年金制度・保険制度の沿革が分かり、全体像が掴めてきます。「なるほど、こういう経緯だからこの制度が出来たのか」と。また、社会一般を学習した後で健康保険に戻ると初学では気付かなかった発見があるのも醍醐味です。「ここで国民健康保険出てきとるやん!」と感動の再会?ができたり(笑)。
学習のコツ
常に「いま何を学習しているか?」を意識することが大事です。「いま解いてるのは介護保険法だぞ!」と確認しながら講義を受けたり問題を解きましょう。例えば「都道府県または市町村に協議会を置く」だけ覚えていても、それが介護保険なのか国民健康保険なのか意識しておかないと、必ず知識が混ざります。「市町村に置くでも正しいと思うけど。あれ?国保だっけ?国保だから都道府県?いや、やっぱ市町村?介護保険法も市町村に何か置いてたけど何だっけ?」と私はなりました(-_-)
基本的なことだけ押さえよう!
過去問ランドで過去20年分の択一式を解きましたが、ひねった問題はほぼありませんでした。誰も知らないような問題が出題されたことはありましたが、それはみんな解けないのでスルーでいいです。そんなことに労力をかけても仕方ないですから。必須科目はひねった問題やイジワルな問題でこちらの理解力を試してきますが、社会一般は「ちゃんと学習した?知ってる?」ぐらいのレベルがほとんどです。
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最後までお読みいただきありがとうございます!社会一般は何が出題されるか分からないので怖いですが、過去問を解いた限りそこまで恐れる必要はないかなというのが私の見解です。参考になれば幸いです!