暗記の試験と割り切りましょう

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社労士試験は暗記の試験です。はっきり言って覚えることが多すぎます。覚えることが多いとはつまり、記憶力さえあれば合格できる試験とも言えます。

例えば簿記3級は社労士試験より難易度は相当低いですが、理解力や計算力といった自分で考える力が必要です。(私は簿記3級を持っています)
ドラえもんの秘密道具「アンキパン」があっても簿記3級は合格できませんが、社労士試験なら合格できます。なぜなら簿記は自分で計算して貸借対照表や損益計算書を作成しなければなりませんし、そもそもテキストに載ってる数字と全く同じ数字が出るわけありませんが、社労士試験は“知っているかどうか”を問う問題がほとんどです。なのでテキストを丸暗記すれば合格圏内に入ります。(とんでもない枚数のアンキパンを食べることになるでしょうけど)

理解力や考える力も必要なのでは?と思われるかもしれません。確かに国民年金・厚生年金は計算問題や実務チックな問題が出題されますが、「年金アドバイザー」という資格に比べるとそこまで踏み込んだ実践問題はなく(私は年金アドバイザー3級を持っています)、テキストに書かれているレベルの知識があれば解ける問題の方が多いです。逆にいくら思考力が高くても(例えばスーパーコンピューター並の計算力があっても)、知識がなければ解けません。「5日以内に提出」「160万円未満」「厚生労働大臣の認可」なんて知らなきゃ解けないですよね。いくら考えても「160万円未満」なんて導けません。

冒頭にも言いましたが、社労士試験は覚える量が膨大過ぎます。丸暗記”だけ”で合格するのは現実的ではないので、語呂合わせや歴史、他の科目との比較などを絡めて覚えていきます。予備校がまさにそれで、極論、暗記の補助に過ぎません。「横断学習」も暗記の補助です。それぞれの科目で覚えた知識を整理・比較して記憶を定着させるための手段です。

何度も言いますが、社労士試験は暗記の試験だと割り切って、反射的に答えられるぐらい頭に叩き込みましょう。例えば学生時代、「英語で1月は?2月は?」と覚えさせられたと思いますが、感覚としてはそれに似ています。反射的に「January」「February」と言える・書けるまで繰り返し学習しましょう。「6月と7月は2ヶ月連続でJがつく」「10月は昔は8月でオクトパスだからOctober」のようなテクニックは初めのうちはいいですが、いちいちそんなことをせずとも瞬時に答えられるまで脳に刻みましょう。

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