第1種衛生管理者試験に合格しました。
私がよく間違えた論点をまとめましたので参考になれば幸いです!
労働生理
コルチゾールは血糖値の調整(血糖量の増加)、副腎皮質
メラトニンは松果体、睡眠。夜間に分泌が上昇
パラソルモン、副甲状腺、体内(血中)のカルシウム量
アルドステロン、 副腎皮質、血中の塩類バランスの調節(塩があるどす)
ニューロンは、1個の細胞体、1本の軸索、複数の樹状突起で構成
血糖を下げるホルモンはインスリンしかない
エネルギー代謝率は、精神的作業や静的筋作業には適用できない
エネルギー代謝率は、作業に必要としたエネルギー消費量が基礎代謝量の何倍に当たるかを示す数値
大脳は、外側の皮質が灰白質、内側の髄質が白質
異化:体脂肪やグリコーゲンが分解されてエネルギーが発生し、ATPが合成される(単純な物質に分解すること)
同化:ATPに蓄えられたエネルギーを使って、合成する(合成すること)
赤血球は骨髄で産生される
蛋白質はボウマン嚢でろ過されない
糸球体では、血液中の血球及び蛋白質以外の成分がボウマン嚢に濾し出され、原尿が生成される
血中の老廃物は、糸球体(×尿細管)からボウマン嚢(又は原尿中)に濾し出される
原尿中に濾し出された水分の大部分は、尿細管から血中に再吸収される
血中のグルコースは、糸球体からボウマン嚢に濾し出される
糸球体からボウマン嚢に濾しだされるものは、電解質、水分、グルコースなど
腎臓の機能の低下が考えられる場合は血液中の尿素窒素( BUN )の値が高くなる
凝集:2人登場。A型の人がB型の人に輸血できないみたいな。
凝固:血が固まる。水溶性のフィブリノーゲンが、不溶性のフィブリンに変化すること
体温調節中枢は、間脳の視床下部になる(呼吸は延髄)
体循環:左心室→大動脈→全身(毛細血管)→静脈→右心房
肺循環:右心室→肺動脈→肺(毛細血管)→肺静脈→左心房
心臓は、右心房にある洞結節で発生した刺激が刺激伝導系を介して心筋に伝わることにより、規則正しく収縮と拡張を繰り返す
心拍数は、右心房に存在する洞結節からの電気刺激によってコントロールされている
心臓から出るのが動脈、心臓に入るのが静脈。「酸素」で判断しちゃうと、肺動脈と肺静脈ひっかかる
肝臓:代謝、解毒、胆汁生成。コレステロール、尿素、血液凝固物質、血液凝固阻止物質を合成
肝臓:ビリルビンを分解する機能はない
網膜には色を感じる錐状体と、明暗を感じる杆状体の2種類の視細胞がある
脂質は、糖質や蛋(たん)白質に比べて多くのATPを産生することができるので、エネルギー源として優れている
白血球の一種であるリンパ球には、細菌や異物を認識し攻撃するTリンパ球と抗体を産生するBリンパ球などがある
抗体とは、体内に入ってきた抗原 に対して 体液性免疫において作られる免疫グロブリンと呼ばれる蛋白質のことで、抗原に特異的に結合し、抗原の働きを抑える働きがある
糖の分解:アミラーゼ 蛋白質の分解:トリプシン、ペプシン 脂質の分解:リパーゼ
血液中の尿素窒素(BUN)の値が高くなる場合は、腎臓の機能の低下が考えられる(低いときは低栄養)
胆汁は消化酵素を含んでいない
胃は、塩酸やペプシノーゲンを分泌して消化を助けるが、水分の吸収はほとんど行わない
平衡感覚に関係する器官である前庭及び半規管は、内耳(×中耳)にあって、体の傾きや回転の方向を知覚する
関係法令(有害)
定期自主点検の対象:全体排気装置は対象にならない
作業環境測定の頻度:空気中の鉛→1年以内ごとに1回
作業環境測定の頻度:等価騒音レベル→6ヶ月以内ごとに1回
作業環境測定の頻度:多量のドライアイス、屋内場、気温と湿度→半月以内ごとに1回
作業環境測定の頻度:非密封の放射性物質→1ヶ月以内ごとに1回
作業環境測定の頻度:放射線は1ヶ月、暑寒多湿は半月、鉛は1年、他は6ヶ月
特別の教育必要:ガンマ線照射装置で撮影、チェーンソー、高圧室内、石綿
特別の教育必要:廃棄物の焼却施設において焼却灰を取り扱う業務
特別の教育不要:特定化学物質のうち第二類物質を取り扱う作業に係る業務、
特定化学物質を取り扱う作業に係る業務は、特別の安全衛生教育は必要ない
チェーンソーは特別教育はあるけど、作業主任者はない
石綿等が使用されている建築物の解体は、特別の教育必要
第二種有機溶剤等は、特別の教育は不要
第二種有機溶剤の作業従事者、6ヶ月に1回、有機溶剤健康診断をおこなう(濃度の測定も6ヶ月以内ごと)
有機溶剤含有物:有機溶剤と有機溶剤以外を混ぜたもの。有機溶剤が全体の5%以上のものをいう
特定粉じんは6ヶ月以内に1回空気中の粉じん濃度の測定、記録を7年間保存
パルプ液を入れたことのある槽の内部は、第二種酸素欠乏危険作業
第二種酸素欠乏危険作業:10ppm:汚水、海水が滞留した、暗渠(あんきょ)、マンホールなど
産業医の専属:1000人以上か、有害業務(深夜含む)500人以上
炭酸ガス(二酸化炭素う)濃度が1.5%を超える場所は、立ち入り禁止
製造許可物質:ジクロルベンジジン含めて7つ。この7つは「第一類物質」
製造許可物質:オルト-トリジン(×オルトーフタロジニトリル)、ベンゾトリクロリドなど
重量物の取り扱い等重激なる業務:2時間を超えて延長しちゃダメ!
定期自主検査の実施義務なし:木材加工用丸鋸(粉じんリスク低い)、塩酸・アンモニア(第3種)
定期自主検査の実施義務なし:エタノール(有機溶剤だが1~3種ではない)
定期自主検査の実施義務あり:有機溶剤第1種、第2種、第3種
定期自主検査の実施義務あり:特定化学物質の第1類物質と第2類物質
特定化学設備の定期自主検査の実施頻度は2年以内ごとに1回
特定粉じん作業:セメントやフライアッシュの袋詰め → 作業環境測定士が測定する
定期に行う特殊健康診断は、所轄労基署長へ結果の報告が義務付けられている
作業環境測定の結果報告は、所轄労基署長へ結果の報告が義務付けられていない
衛生管理者の専任は1000人か500人30人、産業医の専属は500人
じん肺管理区分が管理一であるものについては、3年以内ごとに1回、定期的に、じん肺健康診断を行わなければならない
健康管理手帳 交付対象外:粉じん(管理1)←管理2と3は交付、ベンゼン
厚生労働大臣の規格:潜水器、特定エックス線装置、ろ過材及び面体を有する防じんマスク
厚生労働大臣の規格:電動ファン付き呼吸用保護具、防毒マスク(アンモニア、ハロゲンガスなど)×硫化水素用~
厚生労働大臣の規格ではない:放射線測定器、防音保護具、化学防護服、酸素呼吸器、送気マスク
厚生労働大臣の規格ではない:放射線物質汚染防止の防護服
第1種有機溶剤、第2種有機溶剤、第3種有機溶剤等いずれの場合も有機溶剤作業主任者を選任しなくてはならない
管理区域:3ヶ月に1.3mSvを超える~。1cm線量当量によっておこなう
第三種有機溶剤等を用いて払しょくの業務を行う屋内作業場について、定期に、当該有機溶剤の濃度を測定していない(○)
関係法令
衛生委員会の議長は、統括安全衛生管理者が務めると定められている
衛生委員会の議事に関わる記録の保存期間は3年間(×5年)
衛生管理者は、事業主に勧告しない
「安全衛生に関する方針の表明に関すること」は産業医の職務として定められていない
ストレスチェック:労働者から申出があったら事業者は1ヶ月以内に面接指導を実施しなければならない
定期健康診断で、尿検査は省略できない。血圧の測定、既往歴及び業務歴の調査
雇入時の健康診断の項目のうち、聴力の検査は、1,000Hz及び4,000Hzの音について行わなければならない
フレックスタイム制の清算期間は、3か月以内の期間に限られる
労働衛生(有害)
ガス:塩素、塩化水素、アンモニア、塩化ビニル、ホルムアルデヒド、硫化水素、二酸化硫黄
蒸気:アセトン、テトラクロロエチレン、ナフタレン、フェノール、二硫化炭素、アクリロニトリル、硫酸ジメチル
粉じん:二酸化マンガン、ジクロロベンジジン
じん肺:線維増殖性変化
金属熱:金属が体内に取り込まれる(ヒューム)ことによる中毒。数日で改善する
ベリリウム:ベリリウム中毒の急性症状は皮膚炎、肺炎、肺肉芽腫、気管支炎など
クロム中毒:皮膚炎、結膜炎、鼻中隔穿孔など
二酸化窒素による中毒:慢性気管支炎、呼吸器障害など
ノルマ(ノルマルヘキサン)で神経(末梢神経障害など)やられる
ベンゼン:白血病
ベンジジン:膀胱がん
硫化水素は第二種酸素欠乏危険作業だから呼吸困難など
塩化ビニルによる慢性中毒:皮膚の硬化、肝障害
酢酸メチル、メタノール、ミチルアルコール→視神経”め”
マンガン中毒:筋のこわばりや、震え、歩行困難など。パーキンソン病のような症状
鉛中毒:貧血、伸筋麻痺(ひ)、腹部の疝(せん)痛など
電離放射線:身体的影響と遺伝的影響がある
電離放射線:身体的影響のうち白内障は晩発障害に分類される
作業環境はA測定・B測定の悪い方の結果が採用されて第1~第3管理区分に分けられる
B測定の管理濃度が1.5倍を超えているとき、A測定の結果に関係なく第3管理区分となる
空気清浄装置は、排風機(ファン)の前に設置
空気清浄装置→ファン→排気ダクト→排気口
ドラフトチェンバ型フードは、囲い式フードに分類される(ドラフトかっこいい!スロットは外)
ダクトはできるだけ曲がり部分を少なく配管し、主ダクトと枝ダクトとの合流角度は45°を超えないようにする
フード開口部にフランジ(つなぎ手)を付けますと、少ない排風量で効果的に送れる
キャノピー型フードは、発生源からの熱による上昇気流を利用して捕捉するもので、レシーバー式フードに分類される
等価騒音レベルは、時間的に変動する騒音レベルのエネルギー的な平均値を表す量で(時間平均)、変動する騒音に対する人間の生理·心理的反応とよく対応している
騒音性の難聴は、耳の奥に位置する蝸牛管の中にある有毛細胞が障害を受けることにより生じる
囲い式>外付け式>レシーバー式 カバー型>グローブボックス型>ドラフトチェンバー型>建築ブース型(家具どけて)
けい肺:遊離けい酸を含有する粉じんを吸入
労働衛生
産業”栄養”担当と産業”保健”担当がある
ノロウィルスは人の体内で増殖(×食品中で増殖)
ノロウイルスの失活化には、エタノールや逆性石鹸はあまり効果がない
腸炎ビブリオ=病原性好塩菌(旧名)
毒素型食中毒:ボツリヌス菌、黄色ブドウ球菌
O-157やO-111は、ベロ毒素を産生する大腸菌で、腹痛や出血を伴う水様性の下痢などを起こす
感染型食中毒:食品に付着した菌そのものが体内で増殖して食中毒を起こす。サルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクターなど
感染型食中毒は、食物に付着した細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、サルモネラ菌によるものがある
腸炎ビブリオ菌は熱に弱く、100℃では数分で死滅し、4℃以下ではほとんど増殖しない
4つのケアに「家族のケア」は含まない
毛細血管性出血は擦り傷に見られる出血
傷口からゆっくり持続的に湧き出るような出血は静脈性出血。通常、直接圧迫法で止血する
日和見感染:人間の抵抗力が低下した場合は、通常、多くの人には影響を及ぼさない病原体が病気を発症させることがある
熱傷はⅢが最も重症
長時間継続して止血を行う場合、30分に1回のペースで止血帯を1〜2分程度緩め血行を再開させる
虚血性心疾患は、冠動脈(×門脈)による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である
心筋の一部分に可逆的虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊死が起こる心筋梗塞とに大別される
インフルエンザはA型、B型、C型(D型もあるのでは?)←テキストによってマチマチ
健康”診断”は早期発見、健康”測定”は健康状態等を総合的に判断し健康を目指すこと